自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

苦手な上司が最高の講師

 誰でも人から好かれたいし、励ましあえる仲間と一緒に夢を追いかける生活を送りたい。

 しかし、本当に大切なのは仕事でぶち当たる問題やうまくいかないことに対して、どうやって乗り越えるかだ。

 そんなときに、自分の苦手な上司は目を背けず厳しく接してくれる。

 正直、嫌なことばかり言われるし、もっと言い方を考えてほしいと思うこともある。

 でも、本当はそうではない。表面的な優しさではなく、厳しい言葉の中に真剣に問題に取り組む姿勢があるのだ。

 目の前の問題から目を背けずに、自分で考えて失敗を恐れずに取り組む姿勢を教えてくれている。

 自分がこの先やりたいことを叶えていくときに、そういう問題にきちんと取り組む姿勢が求められる。

 相手のことを思いやり、うまくいかなくても真摯な態度で取り組む人が、人から信頼されるからだ。

 いま職場に苦手な上司がいるなら、それはあなたが成長する絶好のチャンスだ。