自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

批判は流さず受け止める

 批判をされることは、必ずしも悪ではない。むしろ、素直に受け止めれば成長するきっかけになる。

 対象となるのがあなたの人格であれば、それは単なる誹謗中傷だ。そんな人間のことはまったく気にする必要はない。

 そんなことをして自分の時間を費やしているのは、頭一つ抜きん出ている人を自分たちのレベルに引きずりおろそうとしているのだ。

 真の批判は、対象があなたに対してではなく、さらなる成長のために向けられるものだ。

 どうすればお客様に喜んでもらえるか?あなたのその判断は、本当にお客様のためにしたことなのか?

 それを徹底的に考えぬくのだ。

 だから、あなたが中途半端な仕事をすれば、容赦なく批判される。

 でも、それはお客様のためであり、結果としてあなた自身の成長につながるチャンスでもあるのだ。

 批判されるのは誰でも避けたいし、流してしまいたい。

 でも、それを受け止めと決めることだ。

 そうすれば、自分の足りない部分に気づかせてくれるかけがいのない経験になるのだ。