自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

目標設定は、最終ゴールからイメージする

 どんなに細かい計画や目標を設定しても、あなた自身の気持ちがついていかないと続かない。

 どんなにやりたいことがあっても、自分自身が心から望むものでなければやり遂げることはできないのだ。

 日々の仕事をしながら、次から次へとやるべきことが増えていく。仕事がたまれば溜まるほど、仕事に追われるだけで本当に自分が望むことを考えないようになる。

 これはあなたの意志の弱さではない。単に、計画や目標の立て方が間違っているのだ。

 それ自体を続けることを目標にしてしまうと続かなくなる。ただでさえ退屈な仕事をしているのに、退屈な目標を立ててしまうとますますやる気がなくなるからだ。

 目標を立てるときは、最終的に自分が望む人生を想い描くことだ。

 どんな場所に住んでいて、誰とどのように過ごしているのか、どんな仕事をしているのか、自由な発想でイメージすることから始めてみる。

 さらにそれを人に話してみる。見つからなければ手帳に書き込んで、毎日寝る前にイメージする習慣を身につけよう。

 何かを達成している自分の姿を先取りすることが、三日坊主で終わらない長期的なモチベーションになるのだ。