行動してもらうために伝える
色々と学んでいるのに、実践になるとまったく活かせない人がいる。
そういう人は「それってどういうことなの?」と聞くと、ほとんどうまく説明できない。
それは、勉強が目的になってしまい、相手にとって役に立つ知識になっていないからだ。
あなたが学ぶ理由は、相手に行動してもらうためである。
自社の商品を買ってもらう、申し込みをしてもらう、資料を請求してもらう、など目的の行動をとってもらうのだ。
ただし、どんなに知識があっても、それが相手にとって間違ったタイミングだったり、必要としていない知識では意味がない。
まだ検討段階なのに、あなたがいきなり売り込みを始めたら、あなたから買おうという気にはならないだろう。
自分の知っていることを順序通りに説明することができても、お客様に伝わっていなければ行動に移してもらうことはできないのだ。
あなたは、ただ相手が行動に移すことを手助けする立場なのだ。
どうしたら行動する大切さをきちんと理解していただけるのか、どんなメリットがあるのか、また行動しないとどんなデメリットがあるのかを伝えることだ。