プラス思考だけでは不十分な理由
あなたは、普段から仕事に対する準備を十分にしているだろうか?
多くの人は、プラス思考で考えていればすべてうまくいくと考えているようだが、果たしてそうだろうか?
もちろん、結果として仕事が成立すればいいかもしれない。だが、もし返事が「ノー」の場合はどうだろうか?
これだけ前向きな気持ちで臨んだのに断られたのだから、仕方がない。また次頑張ればいい、と思うかもしれない。
しかし、それでは不十分どころか、最悪である。
なぜなら、うまくいかなかった原因を自分自身ではなく、外に求めているからだ。
プラス思考になるというのは、よくも悪くもただ現実を受け入れるという意味ではない。
運に任せるのではなく、自分の感情をコントロールして、商品やサービスを買ってもらえるように誘導していくのだ。
まずは、相手が契約を拒否したり、先送りにするのはなぜなのかを徹底的に考えるのだ。
プロの営業マンは、考えられる理由をあらかじめ予想して、それに対する前向きな回答を用意しておく。
そこまで準備して、初めて相手の先手が打てるプレゼンテーションができるようになるのだ。