自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

ネガティブは才能

 自分がネガティブだと悩んでいても、自信を失うことはない。

 ネガティブな人ほど、人として優れている部分がたくさんあるからだ。

 自分に自信がないから、周りのことに気を配って、危険を感じるセンサーが驚くほど高い。

 仕事をするときに「相手にとってどうなのか」ということを考えるから、信頼して仕事を任せてくれる。

 いつも一歩引いて物事をみるから、足りないものをきちんと揃えようとする。

 自分が散々傷ついているから、決して人を傷つけることは言わない。

 人よりも不器用だから、うまくやろうとしてもできない。でも、決して手を抜かずに目の前に取り組もうとする。

 時間はかかっても粘り強く物事に取り組むのだ。

 だから、ネガティブだからといって落ち込む必要はない。それは個性であり、才能なのだ。