自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

仕事の不安が成果につながる人、つながらない人

いま置かれている環境で成果を出そうとしなければ、どのような環境に置かれても成果を出すことはできない。

 

あなたは、仕事に対する不満があるかもしれない。だが、それは現状に満足していない証拠だ。

 

出来る人は、もっとやりやすいやり方を見つけるために目の前の仕事に全力で取り組む。

 

時にはやりすぎてしまったり、失敗してしまうこともある。

 

でも、それらの行動にはすべて意味がある。

 

人の意見は素直に受け入れてまずはやってみる。その中でこれだというものを選んで、また仕事の中で試していくのだ。

 

仕事で成果を出していくいくうちに、自分にとって本当に大切にしたいものが見えてくる。

 

それを達成するためにいまの環境でいるか、それ以外のかたちに変えていくかが明確になるのだ。

 

それに対して、できない人はただ不満ばかりを撒き散らして、現状を変えようとしない。

 

むしろ、自分は悪くないけど、周りの環境が悪いことを言い訳にする。

 

考えてみてほしい。

 

いまあなたは会社に属している。

 

やればやるほど成果が出せる仕事がすでに目の前に差し出されている。

 

しかも、休みが与えられて、上司から指導も受けられて給料までもらえる。

 

それらに対して、あなたは一円も払っていない。

 

ここまで用意されているのに、あなた自身が成果を出そうとしなければ、たとえ独立しても同じかそれ以下のことしかできないだろう。

 

もちろん、あなたにとっていまの環境が劣悪なものであれば、環境自体を変えていく必要があるだろう。

 

しかし、いずれにせよあなた自身が成果を出すために全力で取り組むことに変わりはない。

 

遠回りのようだが、いま目の前のことに全力で取り組むことが成果を出す最短の方法なのだ。