正解ではない正解が仕事
部下ができると、少し前の自分を見ているように感じる。
経験がないから、自分が正しいと思うものを信じて、真っ直ぐに目の前の仕事に向かっていく。
もちろん、それがそのまま通じることは少ない。
仕事は、自分だけでなく周りの人との関わり合いから生まれるからだ。
自分が思っているように、周りの人も一人一人が自分の考えを持っている。
いろいろな経験で、ここは相手に譲ろう、ここはしっかりと意見を言おう、と教科書には載っていない雰囲気がわかってくる。
学生時代は、正しい答えを出せばそれでよかった。
社会人になれば、時には正解ではない答えも求められる。
それが、納得いかないことも多いだろう。
人との関わり合いが難しいと感じるかもしれない。
その中で、自分が何をできるのか考えられるようになると、仕事に対して向き合えるようになる。
【やってみよう】
周りの人がどんなことを考えて、仕事をしているか聞いてみよう。