無駄なことがあるから、やりたいことが見つかる
書店にいくと、いかに仕事の無駄を省くか、というテーマの本ばかりだ。
何のために、そこまで無駄を省かなければいけないのだろう。
無駄がなければ、仕事がスムーズに進むようになるかといえば、そうではない。
むしろ、一見無駄で役に立たないと思えることのなかに、やりたいことが隠されている。
好きなことを仕事にして失敗するのは、やりたいことだけできないからだ。
こんなはずじゃなかった、趣味にしておけばよかったと後悔してしまう。
ただ、そこで決めつけるのは早すぎる。
いまは何のために仕事をやっているかわからないかもしれない。
やりたくないと思うことも、やらなければいけない時期もある。
それは、やがてやりたいことを見つけるための宝探しくらいに考えればいい。
将来どうなっているか、あなたにもわからない。
だから、いまはとにかくやりたくないことも精一杯やればいいのだ。
【やってみよう】
やりたくない仕事に真剣に取り組もう。