自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

自分の限界は、簡単に乗り越えられる

毎日何も考えずに過ごしていれば、当然いつもと変わらない毎日が待っている。

自分を変えたいと思うなら、あなたの限界をほんの少しでも広げていくことだ。

例えば、仕事でどんなに頑張っても60分かかっていた仕事を半分の30分でやるにはどうすればいいかを考えてみる。

やりがちなのは、労働の効率を上げたり、新しいやり方を次から次へと試すことだ。

それでは、よくて数分縮まるだけだし、新しいやり方が身につくのも、時間がかかる。

では、どうすればいいのか?

今やっていることの半分以上をすっぱり辞めることだ。

60分かかる作業を半分にすれば、ちょうど30分で終わる。

当たり前の話だが、これがなかなかできない。

与えられた仕事をしっかりこなさないといけない意識が働くと、やめるという選択ができなくなる。

ただ、実際にあなたに求められているのは、どれだけ頑張ったかではなく、結果なのだ。

終わりよければすべてよし、というが、最後に整っていれば、いますぐにやる必要はないのだ。

その仕事はいまやらなきゃいけないのか?と自分に問いつめてみよう。

YESならすぐにやる。

Noならやらない。後回しにするか、捨てる。

試しにやってみてほしい。

半分どころか、八割以上の仕事がいまやらなくてもいい仕事のはずだ。

すぐにやめることに抵抗があるなら、やめても影響がなさそうなことを1つずつやめてみるといい。

明日か数日経っても、仕事に影響がでなければ、それは捨てていい。

それが分かると、とたんに気が楽になる。

やらなきゃいけないと思っても、「明日やればいいや」と割りきって、さっさと家に帰ってしまったほうがいい。

早く休んで、次の日の空いてる時間に一気に片付ければいいのだ。

ほんの少しだけ考えてみることで、自分の限界は簡単に乗り越えられるのだ。

 

【やってみよう】

今やっている仕事で捨ててもいいものを探してみよう。