自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

結婚相手が見つかる前から、結婚に向けて行動する。

 結婚したいけど、なかなかうまくいかないと言っている人と話していて、共通していることがある。

 それは、まだ何も始まっていないのに、自分がどうみられているのかばかり気にして、何も行動に移していないことだ。

 出会いがない、仕事が忙しい、でも婚活はしたくない。時間が経てばいい人が現れて、自然と結婚につながると思っている。でも、それは間違いだ。結婚する人は、そんなことを考える前に、まず行動している。本当に結婚を望んでいるのか、自分に正直になって答えている。どんな人と、どんな生活を送りたいのか、明確にしている。

 結婚できないのではなく、結婚しなくても十分にいい生活はできる。ただ老後が心配だからとか、親に心配かけたくない、というのは全部自分への言い訳だ。正直、誰もあなたには興味なんてない。興味があるのは自分のことだけだ。自分のことを大事に思ってもらいたいと思っている。

 だから、結婚したいのであれば、自分が望むことをはっきりさせて、目の前のことに集中して生きることから始まる。自分の生活が充実できて、始めて周りの人の力になれる。今まで自分一人では考えもしなかった生活を体験できる。

 まずは、自分が打ち込めることに時間とエネルギーを費やしてみる。いちいち周りの顔色を伺う暇があったら、楽しくて仕方がないことをやってみる。嫌なことばかりやって周りに文句を言っているより、そうゆう人の近くにいる方が楽しいからだ。

 その結果として、この人!と思える人がいたら、今度はその人に向けて自分の時間とエネルギーを費やせばいい。きっと、あなたの気持ちが行動となって現れる。気持ちを伝える、将来の生活を想像する、実際に必要なものを揃える、すべて行動あるのみだ。