自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

なにかを始めても続かない理由

新しいことを始めるのは簡単だが、それをやり続けることのほうが難しい。

サラリーマンの副業が最近はやっているが、五年間継続して続けられるのは全体の一割も満たない。

最初は簡単に始められても、本業が忙しかったり、思ったより稼げないだけですぐにやめてしまう。

何をやっても続かないのは、簡単にできることばかりに手を出しているからだ。

もちろん、積極的にやってみる姿勢は大切だ。

それを収益に結びつけるための行動を起こし続けるには、最初の動機が必要なのだ。

どんな生活がしたいのか。

どんな稼ぎ方をしたいのか。

稼いだら、どんな生活になるのか。

終わりを思い浮かべれば、今日一日を大切にやるべきことに集中できるようになる。

どんな行動をとっても、あなた自身が責任を持ってやることでしか実現できない。

どうせやるなら、自分が思ったとおりの人生を送りたい。

 

【やってみよう】

はじめる前に、あなたがどうなりたいかを決めよう。

辞めたくなるときに、やりたいことがわかる

気分が乗らないときが、いちばん辞めたくなるタイミングだ。

いま辞めても誰も困らないし、また他のことをやればいいという人がいる。

そういうときこそ、今後も続けていけるかどうかを判断するきっかけになる。

多くの人が簡単にはじめられるものは、その分やめるのも簡単だ。

ましてや、それで収益を上げようとしたら気の遠くなるような労力を費やさなければいけない。

得意なこと、儲かりそうだという理由でやっていくのはだんだんときつくなっていく。

やるなら、好きなことやまだやったことはないけどやってみたいと心から思えるものにしてみよう。

誰になにかいわれなくても、やってしまうことがあれば、それはあなたが本当に好きなことだ。

まだやっていないけど、いつも同じような情報をみてしまうのは、あなたがやってみたいことだ。

気分が乗っているときではなく、落ちこんで辞めたくなったときに、あなたのやりたいことがわかるのだ。

 

【やってみよう】

落ち込んでるときでも、ついやってしまうことを思い出そう。

疲れているときは、いいことが起こるサイン

疲れているときは、うまくやろうとしないことだ。

いつも通りやることがつらくなったら、少しペースを落としてみればいい。

間違っても自分がダメな人間だとか、もっとうまくやらなきゃとは考えないことだ。

調子には必ず波があって、いい時もあればよくない時もある。

よくない時こそ、これから起こるいい時への助走期間なのだ。

頭の中が混乱してうまく働かないのは、それまでに取り入れたあなたの経験や知識を結びつけているからだ。

ある日急にいい考えがひらめく時は、その前に頭を整理する必要があるのだ。

むしろ、やりすぎて体を壊してしまうのを防いでくれてると思っていい。

あなたにはあなたのペースがある。

やる時はやる。

休む時は休む。

当たり前のことになかなか気づかない。

疲れている時に、初めてそれがわかる。

だからいまは、しっかりと休んで力を蓄えるのだ。

 

【やってみよう】

なにも考えずに休もう。

批判を力に変える

世の中、あなたがやっていることに、心から賛成してくれる人だけではない。

なにかをすれば、必ず批判を浴びせる人も出てくる。

誰でも批判はされたくない。

批判されて落ちこむか、批判を力に変えるかは、あなた次第だ。

なにも、こちらも批判で返せいう意味ではない。

どういう言い方をするかは人それぞれだが、あなたがそれをどう受け取るかは選べる。

自分が気づいていなかったことを指摘してくれたことに感謝できる。

批判された悔しさを仕事にぶつけて、見返してやることもできる。

その経験を、同じように悩んでいる人に向けて伝えることもできる。

ただ悲しむだけでは、なにも変わらない。

人は誰かに批判されたとき、はじめて自分がどうなりたいかを真剣に考える。

慣れてしまえば、少し落ち込んだあとに、「そろそろつ次のステージに進むときだな」とワクワクしながら批判をとらえられるようになる。

 

【やってみよう】

最近人から批判されたことは何だろう? それに対してあなたができることを一つやってみよう。

技術ではなく、何を伝えたいか

あなたは、もしいま「どうしてブログを始めたんですか?」と人に聞かれたら、その理由が説明できるだろうか?

周りがやってたから。

おもしろそうだから。

お金を稼ぎたいから。

簡単だから。

暇つぶしに。

どんな理由でも、最初の動機が必要だ。

正直いって、ブログを書くのは誰でもできる。

それでも、多くの人は一ヶ月もすればやめてしまう。

どうすればうまく書けるのか。

どうしたら読まれるのか。

技術を身につけるのが目的になると、必ず行きづまる。

誰でも最初からうまくできないからだ。

本当の意味でうまくなるには、何年もかかる。

それまで続けるには、あまりにもやることが多すぎるのだ。

しかも、時間が経てば新しい技術やトレンドも入ってくる。

いまやっていることも、数ヶ月もすればまったく役に立たなくなるのだ。

技術はあくまで、伝えるための手段でしかない。

あなたには、もっと伝えたいことがある。

それを伝える相手がいる。

その相手に何を伝えたいのか。

最初にわかっていれば、うまくいかない時も乗り切れる。

毎日書いて、新しい技術を試すことができる。

この順序を間違えないことだ。

仕事でうまくいかないことがあって、納得いかない怒りがある。

それを人に伝えることで、自分に、とっての癒しになる。

自分が癒されたら、今度は同じようにこまっている人の役に立つことができる。

その人たちに助けられて、あなたの生計を支えてもらえるようになる。

いつもあなたが伝えたいことが中心にある。

時間が経てば、考え方も変わる。

だから、伝えたいことも変えていい。

 

【やってみよう】

ブログを通じて、誰を何を伝えたいのかを決めよう。

明日の朝が少しだけ楽になる方法

明日の朝になれば、仕事が始まる。

世の中には、仕事がない人もいる。

自分は幸せだと思おう。

そう頭ではわかっていても、やっぱり嫌になる。

やる気はいずれ少なくなってしまう。

建前だけの価値観は捨ててしまった方がいい。

自分に嘘をついて、それらしい言葉を使うのがいちばんの不幸だ。

また仕事で上司に怒られる。

面倒な客を相手にしないといけない。

興味のない雑用ばかりやらされる。

どれも、あなたの素直な気持ちなのだ。

それを認めること。

嫌なことをこなしている自分の気持ちに嘘をつかないことだ。

それをどうやってやりやすくするかを考える。

仕事をすることで、あなたの気持ちが傷つくならやらなくていい。

仕事は単なる手段なのだ。

あなたが何のためにやっているのかをまずは理解して認めてあげる。

それを実現するために、毎日できることをやることだ。

 

【やってみよう】

無理に正しいことを言うのはやめよう。傷ついたこと、嫌なことは素直に認めよう。

やりたいことが見つからないときの思考法

自分が何をしたいのか聞かれても、すぐに答えられない人がいる。

今働いている理由とか、これからどうしていきたいのか、あまりにも忙しい毎日の中で、そんなことを考える余裕がないという。

生きていくのに、そこまで大きな目的や理由なんて必要ない。

ただ生きているだけで、十分に価値があるからだ。

それでも、人には感情がある。

幸せだと思っていても欲が出てくる。

そうゆう自分がダメだとか、もっと現実をみなきゃいけないとおさえこんでしまう。

自分で自分をおさえこむと、「本当はこうしたい」という想いが自分でもわからなくなってしまう。

だから、誰かに聞かれてもうまく答えられないのだ。

そうゆう状態で、収益化とか自分が得意じゃないやり方でやろうとするから長続きしない。

そこまでに費やした時間と労力が、結局すべてムダになってしまう。

あなたもますます自信をなくしてしまうのだ。

まずは、自分がやりたいことをはっきりさせることだ。

どうしたら、それがわかるのか?

自分をおさえこんだまま、いきなりやりたいことを考えてはいけない。

逆に、やりたくないことをやらないと決めればいい。

  • お金の心配が一切なくなっても、今の会社で働くだろうか?
  • いまあなたの周りにいる人たちと、絶対に働いたり一緒にいたいと思うだろうか?
  • いまやっている仕事で、この世からなくなればいいと思っていることは?

人の目を気にしたり、そんなこと許されないんじゃないか、と思わないで、思いつくまま紙に書くこと。例えばこんな感じだ。

  • 会社をやめて、自分がつきあいたい人と好きなときに仕事をしたい
  • 本当は本業への興味がなくなっているから、これ以上やりたくない。
  • 35年ローンで家を買う
  • 雑用、クレーム処理、電話対応、
  • 毎朝の通勤電車
  • 毎月の支払いを心配したくない
  • 肉体労働をしたくない
  • 休みが自由に取れない
  • SNSはめんどくさいからやりたくない
  • 紹介記事は書きたくない
  • アフィリエイトの管理をしたくない

 

ふだん自分が感じているどんなに小さなモヤモヤでも、必ず目に見えるカタチにすることから始める。

やってみると、自分がこうゆうことを考えていたのか、我慢していたのかということがわかるようになる。

それがわかったら、初めてやりたいことを一つずつ書き出していく。

やりたくないことがわかったから、その反対のことがあなたのやりたいことだ。

そこまで熱中することがなくても、日頃からついやってしまうことでもいい。

こんな人になりたいとか、行ったことはないけどこうゆう場所で暮らしてみたい、などなんでもいい。

やりたくないことはすべて忘れて、なりたい自分を遊ぶように自由にイメージする時間にしてみる。

 

  • 海外で生活しながら、好きなところで生活したい
  • いつでもどこでも仕事ができるようにしたい
  • 面倒な手続きや確認作業は一切やらない
  • キャッシュで家を買う
  • 不動産投資で不労所得を得る
  • 仕事をやめても、継続的に収入が入ってくる
  • 気に入った文房具を好きなだけ集める
  • 読みたい本を全部買って読む
  • 好きな時に旅行にいける
  • 人間関係をテーマにした執筆を気の済むまでやる

書いている間は、それが叶った時のことを想像しながらやってみるといい。

とにかく楽しむこと。

周りの目を気にしないで、将来の自分をイメージしてみることだ。

少しでも、自分がいい気分でいられれば成功だ。

同じ時間を過ごすなら、自分がやりたいことを優先してやればいい。

それがわかれば、いまやっている仕事への取り組みかたも変わってくる。

やりたいことを実現するためには、今の仕事でもできることがあるからだ。

  • 空いた時間に、取り組めることはないか?
  • 今やっている仕事を、もっと楽にできないか?
  • 休日に、やりたいことをやっている人と会って話が聞けないか?
  • どんな本を読んだらいいのか?
  • 健康のためにできることはないか?

もし自分がやりたいことが、今の会社にいるのではできないとわかっても、すぐに辞める必要はない。

すぐにできることから試してみて、うまくいきそうだとわかってからでいい。

自分では当たり前にできていたり、知っていたことが、他の人にとっては貴重な知識になることがある。

いまの仕事を見つめ直して、自分がやりたいことで相手の役にたつこと、多くの人が求めているものが見つかれば最高だ。

まずは、いまの自分を見つめ直すことから始めよう。

 

【やってみよう】

あなたのやりたくないこと、やりたいことを順番に紙に書き出してみよう。