やりたいことが見つからないときの思考法
自分が何をしたいのか聞かれても、すぐに答えられない人がいる。
今働いている理由とか、これからどうしていきたいのか、あまりにも忙しい毎日の中で、そんなことを考える余裕がないという。
生きていくのに、そこまで大きな目的や理由なんて必要ない。
ただ生きているだけで、十分に価値があるからだ。
それでも、人には感情がある。
幸せだと思っていても欲が出てくる。
そうゆう自分がダメだとか、もっと現実をみなきゃいけないとおさえこんでしまう。
自分で自分をおさえこむと、「本当はこうしたい」という想いが自分でもわからなくなってしまう。
だから、誰かに聞かれてもうまく答えられないのだ。
そうゆう状態で、収益化とか自分が得意じゃないやり方でやろうとするから長続きしない。
そこまでに費やした時間と労力が、結局すべてムダになってしまう。
あなたもますます自信をなくしてしまうのだ。
まずは、自分がやりたいことをはっきりさせることだ。
どうしたら、それがわかるのか?
自分をおさえこんだまま、いきなりやりたいことを考えてはいけない。
逆に、やりたくないことをやらないと決めればいい。
- お金の心配が一切なくなっても、今の会社で働くだろうか?
- いまあなたの周りにいる人たちと、絶対に働いたり一緒にいたいと思うだろうか?
- いまやっている仕事で、この世からなくなればいいと思っていることは?
人の目を気にしたり、そんなこと許されないんじゃないか、と思わないで、思いつくまま紙に書くこと。例えばこんな感じだ。
- 会社をやめて、自分がつきあいたい人と好きなときに仕事をしたい
- 本当は本業への興味がなくなっているから、これ以上やりたくない。
- 35年ローンで家を買う
- 雑用、クレーム処理、電話対応、
- 毎朝の通勤電車
- 毎月の支払いを心配したくない
- 肉体労働をしたくない
- 休みが自由に取れない
- SNSはめんどくさいからやりたくない
- 紹介記事は書きたくない
- アフィリエイトの管理をしたくない
ふだん自分が感じているどんなに小さなモヤモヤでも、必ず目に見えるカタチにすることから始める。
やってみると、自分がこうゆうことを考えていたのか、我慢していたのかということがわかるようになる。
それがわかったら、初めてやりたいことを一つずつ書き出していく。
やりたくないことがわかったから、その反対のことがあなたのやりたいことだ。
そこまで熱中することがなくても、日頃からついやってしまうことでもいい。
こんな人になりたいとか、行ったことはないけどこうゆう場所で暮らしてみたい、などなんでもいい。
やりたくないことはすべて忘れて、なりたい自分を遊ぶように自由にイメージする時間にしてみる。
- 海外で生活しながら、好きなところで生活したい
- いつでもどこでも仕事ができるようにしたい
- 面倒な手続きや確認作業は一切やらない
- キャッシュで家を買う
- 不動産投資で不労所得を得る
- 仕事をやめても、継続的に収入が入ってくる
- 気に入った文房具を好きなだけ集める
- 読みたい本を全部買って読む
- 好きな時に旅行にいける
- 人間関係をテーマにした執筆を気の済むまでやる
書いている間は、それが叶った時のことを想像しながらやってみるといい。
とにかく楽しむこと。
周りの目を気にしないで、将来の自分をイメージしてみることだ。
少しでも、自分がいい気分でいられれば成功だ。
同じ時間を過ごすなら、自分がやりたいことを優先してやればいい。
それがわかれば、いまやっている仕事への取り組みかたも変わってくる。
やりたいことを実現するためには、今の仕事でもできることがあるからだ。
- 空いた時間に、取り組めることはないか?
- 今やっている仕事を、もっと楽にできないか?
- 休日に、やりたいことをやっている人と会って話が聞けないか?
- どんな本を読んだらいいのか?
- 健康のためにできることはないか?
もし自分がやりたいことが、今の会社にいるのではできないとわかっても、すぐに辞める必要はない。
すぐにできることから試してみて、うまくいきそうだとわかってからでいい。
自分では当たり前にできていたり、知っていたことが、他の人にとっては貴重な知識になることがある。
いまの仕事を見つめ直して、自分がやりたいことで相手の役にたつこと、多くの人が求めているものが見つかれば最高だ。
まずは、いまの自分を見つめ直すことから始めよう。
【やってみよう】
あなたのやりたくないこと、やりたいことを順番に紙に書き出してみよう。