自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

「なんでこんなことやってるんだろう」と思ったら、あなたが成長している証拠だ

毎日の仕事やブログを書いていると、急に「なんでこんなことやってるんだろう」と思う瞬間がある。

それは行き詰まっているのではなく、あなたがいままさに成長しているという証拠なのだ。

最初からお金が儲かりそうだとか、周りがやっているからという理由で始めたら、最初はそこそこ続けられるし、楽しくなる。

やっていることは地味だし、毎日更新しなければいけないとなると、途端に面倒くさくなる。

もっと楽しいことをしたいし、できれば手っ取り早く結果を出したいのが本音なのだ。

それでも、何か新しいことに挑戦したときに、なぜそれをやっているのかを考えさせられる瞬間が必ずやってくる。

受験勉強でも、なんで勉強してるんだっけ?と疑問に思う瞬間がくる。

仕事でも、なんでこの仕事やってるんだっけ?と考える時がくる。

ブログでも、なんでこんなこと書いてるんだっけ?と壁にぶち当たる場面がくる。

すぐに答えがでなければ、大抵の人はそこでやめてしまう。

今まで何度もブログを立ち上げてきたが、その瞬間がきた途端にぱたっとやめてしまった。

そこで続ける理由がなかったからだ。

それをやることで、何ができるようになりたいのか。

例えば、ブログを書くことでいまの働き方を変えたいからだとか、自分の考えていることを発信していくことで癒されるとか、そうゆう漠然としたものでもいい。

それを始めたきっかけを忘れなければ、必ず壁は乗り越えられるのだ。

それを続ける目的は、いつでも変えていい。

最初は、自分が癒されるために始めたけど、そのうち同じように悩んでいる人の助けになりたいから続ける。

もともと大好きなことをブログで発信するのが趣味だったけど、ゆくゆくはこれ一本で生きていきたい。

あなたの気持ちの変化とともにやり続ける目的も変わっていくのだ。

興味があるものができたら、それを調べてブログで発信してみる。

そのときに感じたこと、実際にやってみたことを載せてみる。

後で自分で見返したときに、すぐに取り出せるようになるし、自分が思っていることを人に伝えるときにも役にたつ。

最初から、うまくできる人はいない。

やっていくうちに、少しずつ楽しくなってきたり、つまらなくなっていくのが普通だ。

うまくいかないときは、うまくいかない理由を考えて発信すればいい。

自分と同じようにうまくいかなくて悩んでいる人もたくさんいる。

あなたがそんなときにどうやって乗り越えたのか、知りたい人はたくさんいるのだ。

あなたの経験で、無駄なものは一つもない。

うまくいっていないと思う時でも、何度も経験していくうちにいい経験に変えることができる。

その過程も含めて、いまできることをやればいいのだ。

 

【やってみよう】

うまくいかないと感じたときのあなたの体験をブログに書いてみよう。

朝活をやめることで、いい習慣が身につく

朝活に熱心に取り組んでも、結果的に体調はよくならない。

一時期、出勤前に近くのカフェで読書をしながら過ごすことにハマっていた。

こんなに優雅な一日の始まりがあったなんて、と感動していた。

しばらくすると、またいつもの朝に戻っていった。

朝活をしてから会社に行くと、昼になる頃にはすっかり眠くなってしまったからだ。

やたらと一日が長く感じてしまい、結果として仕事に対する集中力が下がったのだ。

ただでさえ仕事で疲れているのに一時的に調子をあげても、その後必ず下がっていくことを実感した。

無理に朝活をしても効果はでないのだ。

それなら、日頃から少しずつでも体を休める習慣をつけることだ。

朝活をやめて、夜寝る前の習慣を変えることにした。

夜寝る前の30〜60分前には、激しい運動をしない。

目からの刺激を避けるために、スマホやPCを使わない。

その日感じたことを日記に書く。

寝る時間と起きる時間をいつも一緒にする。

やってみると、最初はなかなか効果がでなかった。

それでも次第に自分の中にリズムがでてきて、こうしてブログを書く時間もきちんと取れるようになった。

こうした地味だけど、毎日できる習慣を身につけることの方が、長い目でみたら大きな効果を発揮する。

いまの環境を変えようとしない限り、どんなにいいことをしても効果はない。

いつもの時間の使い方をほんの少し変えるだけでいい。

そこに目を向けないと、いつまでたってもいい習慣は身につかない。

悪くなったときに、急に変えようとしてもなかなか変わらないのだ。

 

【やってみよう】

無理な朝活はやめて、夜寝る前の習慣を見直そう。

得することより、ついやってしまうことを書く

仕事やブログを含めて、最初からお金を稼ぐとか、流行っているからという理由で始めないことだ。

始めるのは簡単だが、システムの構造上、稼げるようになるには時間がかかる。

しかも、毎日更新し続けないと機能しないから、地味な作業もしてないといけない。

どうせやるなら、あなたがついやってしまうことをやればいい。

本を読むのが好きなら、ただ読むだけじゃなくて、書評を書いてみればいい。

芸能ニュースをいつもチェックしているなら、それについて書いてみればいい。

よく、相手の立場に立って文章を書きなさいと言われる。

最初からうまく書けないし、うまく書こうとしてするほど、面白くなくなる。

まずは続けられることをやってみる。

それが続けられて、初めて誰かに与えられるような文章が書けるようになっていく。

あなたの文章が成長していくのが、いちばん面白いのだ。

読者もそれを期待している。

最初から完璧な文章なんて誰も期待していない。

あなた自身が楽しめるようになって、初めて価値あるものになるのだ。

最初は、あなたがふだんからやっていることを掘り下げてみればいい。

あなたが興味があるものを書こう。

何度も繰り返していくうちに、その中でも特に掘り下げたいものが見えてくる。

そういうものが見つかったときに、それまで続けてきたものが活かされる。

じっくり考えてから書くより、すぐに書けるものから始めていくのだ。

 

【やってみよう】

あなたがいつもやっていることを書こう。

書くことが目的になっていたら、一度書くことから離れてみよう

書くことが思い浮かばないときは、いったん画面から離れて体を動かしてみる。

気がついたら、目や肩が疲れていることに気づく。

仕事をしながら、文章を書こうとすれば体も一緒に疲れてくる。

疲れている時ほど、嫌なことを思い出しやすい。

書こうと思えば、なにも考えずにどんどん書けるようになる。

あなたが書くのは、書くためではなく書いた後にやりたいことをするためだ。

書くのはあくまでその手段でしかない。

書くことが目的になってしまえば、いずれ行き詰まる。

結果として、あなたのやりたいこともできず、いままで費やした時間も無駄になる。

いちばん大切なのは、あなたの健康なのだ。

健康を害してまで、書くことが必要なのか。

中には、書くことに命をかけている人もいる。

あなた自身はどうだろうか?

書くことが苦しいと思ったら、思い切って気分転換をしたほうが、かえっていいことが書ける。

周りを散歩してみてもいい。

体を動かして汗を流してもいい。

そういう体験から感じたことを書いてみればいいのだ。

 

【やってみよう】

書くことを一度やめて、散歩や運動をしてみよう。

 

常に、新しい自分になること

今やっていることは、近い将来必ずなくなる。

それは仕事だけでなく、人間関係や趣味もすべて含めて、だ。

あなたは本当は現状に満足せずに、新しいことに挑戦していたはずだ。

今より少しでもいい自分になりたいと願っていたはずだ。

それがいつのまにか毎日の忙しさで、自分を見失っているとしたら、新しい自分になることを放棄してしまっているからだ。

自分にはできない。

人生なんてこんなもんだ。

景気が悪いから、しょうがない。

いま置かれている環境をどう捉えるかは、すべてあなた次第だ。

本当に環境のせいなら、あなただけでなくすべての人が同じように人生に絶望しているはずだ。

実際はそうじゃない。

今日の自分に満足できなければ、明日は新しい自分に生まれ変わればいい。

嫌なことがあったら、いいことが起こるようにすればいい。

できないと思ったら、できるように変えていけばいい。

あなたができると思ったことは、たいていのことができるのだ。

なぜなら、できるように行動するのは、あなたの意思がないとできないからだ。

あなたができないと思えば、一生できない。

今日と同じことが明日も明後日も起こるのだ。

それは、誰でもないあなた自身が決めたことだ。

自分は変わらないと決めるのも、あなた自身だ。

変わらなくていい。

そのままの自分でいい。

そんな言葉に共感しているうちは、まだまだ現状に満足していない証拠だ。

自分のことが認められたら、今度は他の誰かのために行動するからだ。

誰かと一緒に新しいことをしたら、自分の知識や経験が誰かの役に立つ。

あなたも他の人から新しいものの見方をプレゼントしてもらえる。

毎日そんなことが起きたら、時間がいくらあっても足りないくらいやりたいことがたくさんできるはずだ。

だから、いまあなたがいいと思っているものは、必ずなくなる。

一人では想像もつかなかった新しい世界がみえてくるからだ。

もちろん、そのためには日々あなた自身が腕も知識も磨いておくことだ。

あなたは当たり前にやっていることでも、周りの人にとってはまったく未知の世界の出来事に見えるのだ。

せっかくなら、あなたの経験や知識を興味がある人に与えてみたらどうだろうか?

自分には価値がないと思い込んでいるなら、他の人の意見を聞いてみるのも悪くない。

ほんのすこし行動してみるだけで、思ってもみなかった出会いが生まれる。

それがきっかけで、人生が百八十度変わることもあるのだ。

 

【やってみよう】

あなたが普段やっていることを人に見せてみよう。

「間抜け」だから、うまくいく

あなたは、仕事を完璧にこなさないと気がすまないタイプだろうか?

僕はそうとう「間抜け」なタイプだから

完璧に仕上げようとしても、時間がいくらあっても足りない。

これを仕上げたのに、あれをすっかり忘れる。

早めに片づけたのに、家に帰った瞬間「あっ、忘れてた!」と思い出す。

どんなに頑張ってやっても、必ず何か忘れてしまうのだ。

最初は、忘れないようにチェックリストを作って、絶対忘れないようにした。

たしかに、やることを書いておくことで忘れることもグンと減った。

ただ、その分やらなきゃいけないことが増えすぎて、頭を使って考える作業がまったくと言っていいほどできなくなった。

やらなきゃいけないことに夢中で、自分がやるべきことをおろそかにしてしまったのだ。

次にやらなきゃいけないことで頭がいっぱいで、目の前のお客様の話が頭に入ってこない。

課題を提出することに精一杯で、もっと内容を考えて出せと言われてしまう。

まさに本末転倒だ。

やるべきことは、お客様に喜んでもらうことだ。

周りのスタッフが気持ちよく仕事ができるようにサポートすることだ。

あなた自身が毎日充実して、自分から仕事を進めていくことだ。

そもそも、やらなきゃいけないことなんてそんなにたくさんあるだろうか?

あなたが自分の事業を興して、あと一ヶ月で売り上げを上げないと倒産する、と言われたら、まずなにをするだろうか?

もちろん、売り上げを上げることだ。

社内のレイアウトがどうとか、この雑用を終わらせなきゃいけないとか、休みの日にどこに行こうかとか、そういうことに頭を悩ませている場合じゃない。

とにかく売り上げを上げること。

そうすれば、生き残れる。

生き残れれば、次にやることが見えてくる。

そのために必要なことを、一つずつ積み重ねていくのだ。

あなたがやらなきゃいけないとか思っていることは、いまやらなくてもどうせ誰も困らない。

だったら、いまやっておいた方がいいと思ったことだけやって、あとは放っておいてもいい。

時間ができた分、何度も見直しすればいい。

空いた時間で、本を読んで勉強すればいい。

忘れててもいいように、全部やろうとは思わないことだ。

自分のことが「間抜け」だと思ったら、むしろ仕事がうまくできる素質があるということだ。

忘れてたら、次の日にやればいい。

自分でできないことは、人に頼めばいい。

そのかわり、自分のやるべきことを全力でやる。

なにもかも、自分でやる必要はないのだ。

自分が「間抜け」だとわかると、他の人が失敗しても許せるようになる。

怒っている上司も、契約が一つ決まればとたんに上機嫌になって、一緒に喜ぶことができる。

普段から怒られ慣れてるから、お客様からのクレームも、落ち着いて対処できる。

全部やろうとしないかわりに、ものすごい集中力を発揮してものごとに取り組める。

少しくらい欠点がないと、周りの人はあなたを進んで助けようとしない。

相手から「しょうがないな、手伝ってあげるよ」と思われるくらいがちょうどいい。

なんでも「できます!」という人に限って、まったく仕事をしていなかったりする。

どうでもいいことばかりにこだわって、結果あなたが全部尻拭いをするハメになる。

しかも、自分が「間抜け」だと思われたくないから、素直に謝ろうとしないし、間違いも認めない。

困って困って、どうしようもなくなったときだけ助けてくださいと、泣きつく。

自分では精一杯やったんですけど、言い訳ばかり先に出てくるのだ。

なにを隠そう、数年前の僕はまさにこうだった。

そして、辞めていった部下もこんなタイプの人が多かった。

自分ばかり悩んでいるふりをして、周りの人からどう思われているかまったく気づいていないのだ。

本当に責任感がある人は、自分の欠点を隠そうとしない。むしろ、素直に認めて自分のやるべきことに全力を注げる人だ。

間違いは素直に認める。

わからないことを認めて、きちんと教えてもらう。

助けてもらったことに感謝する。

とにかく与えること。

かわいがられることだ。

自分がダメな人間だと思う人ほど、完璧主義な人が多い。

それだと、自分だけじゃなく周りの人にも迷惑がかかることに、気づいていないのだ。

心のどこかで、自分はこんなにやっているのに周りが理解してくれないという雰囲気が出てしまっている。

何度も言うが、まずはそういう自分を素直に認めることだ。

忘れることが多いなら、本当にいまやらなきゃいけないことを選んで、あとは捨てることだ。

あなたがいまできることを精一杯取り組むことだ。

助けてくれた人に感謝して、自分からお返しすることだ。

 

【やってみよう】

自分の欠点だとおもっていることを素直を認めよう。いま取り組むべきことを一つだけ選んで、全力で取り組もう。

 

立ち止まらずに考える

勉強すればするほど、やらなければいけないことが多すぎて、処理しきれなくなる。

何に集中したらいいのか。

何を捨てればいいのか。

これから何をするのか。

立ち止まって考えると、ますますわからなくなる。

とにかく手を動かしながら、仕事をしながらできるようにしていく。

じっくり考えてから課題を提出しても遅すぎる。

まず作ってから、見直していくことだ。

なにも書くことが思いつかないときこそ、とりあえず書いてみる。

最後までかけたら、とにかく見直す。

その間に調べたことがあれば付け足していく。

その繰り返しで、反応をみるのだ。

気がついたら、それなりの形になっているのだ。

 

【やってみよう】

課題はまず最後まで終わらせよう。