自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

相手の立場に立てば、自由に仕事が選べる

いまあなたがやっている仕事には、どれだけの価値があるか考えたことがあるだろうか?

だれに、なにを提供するのかを理解していなければ、あなたは必ず失敗する。

会社員として働いているうちは、ただひたすら社長に対して自分のできる限りを尽くすことだと教わった。

なぜなら、あなたの給料を支払ってくれるのは社長ただひとりだからだ。

お客様のために働くのは、社長であって、あなたではない。

これを理解できないと、社長ばかりがいい思いをして、自分たちが働かされているという気持ちになる。

そうなってしまえば、社長は従業員のあなたに対して、もっと長時間働くよう求める。

あなたはやることだけやって、それ以上のことはしなくなる。

当然の話だが、会社としての利益が出なければ、あなたの給料が上がることはない。

仮に利益が出ていないのに、給料が上がったとしても、会社が立ち行かず、あなたが給料に見合った働きをしていなければ、クビを切られることになる。

結局、すべて自分に返ってくるのだ。

それを理解しないうちに、自分で独立しても同じか、それ以上に大きな失敗をすることになる。

自分も同じ立場に立って、初めて相手の気持ちがわかるのだ。

まずは、相手の立場に立って理解する気持ちをもつことが、ビジネスの基本だと言われている。

自分の立場がいまどこにあるのか?

これからもそれを続けていくのか?

あなた自身がきちんと理解して、決めていくことだ。

まだやったことがないことなら、まずはできる限りのことを調べてみよう。

本を読めば、著者の経験を疑似体験できる。

どういうことが求められているのか、ホームページやtwitterを見るだけでも、たくさん情報が入ってくる。

相手の立場を理解した上で、あなたがその仕事を続けるかどうか決めればいい。

社長を支える右腕として活躍することもできるし、あなたの価値を高く見てくれる顧客を見つけてもいい。

なにをするにしても、相手の立場を知ることから始まるのだ。

 

【やってみよう】

あなたの仕事は、だれに、なにを提供するのか、紙に書いてみよう。

興味のアンテナを張っておけば、新しい自分になれる

いまの働き方が、これから10年先も続くと思って働いていたら、あなたの成長は確実に止まってしまう。

いまあるものは、必ずなくなる。

それも、10年どころか1年もしないうちになくなる。

今月調子が良かったから、来月もいけるとは限らない。

自分が何も変わらなければ、結果が出なかったときにどうすればいいのかわからなくなる。

結果が出なければ、収入が下がるし、やる気も出なくなる。

たまたま運が悪かったとか、調子が出なかったと思ってやり過ごしていると、気がついたら生活そのものができなくなる。

いまあるものに満足するか、今すぐに新しいものに取り組むかを決めるべきだ。

世の中に目を向ければ、いろいろな情報がすぐに手に入る。

インターネットで調べれば、「本当に無料でいいの?」と思うくらい価値ある情報を手に入れることができる。

そういう情報も、あなたが新しいことに取り組もうと決心しないと手に入らない。

日頃から、なにをすべきなのか? これはどういう原因があるのか? 何気ないことにも興味のアンテナを張っておくことだ。

以前一度だけみて放っておいた情報も、いまのあなたにとって必要な情報に変わるのだ。

あなたが本気になって求めれば、情報は向こうから飛び込んでくる。

それをもとに、すぐにでも行動すれば他の人より何倍もの学びが得られる。

これから行動しようと思っているだけで、なんとなく情報を集めているだけの人とは、経験値が何倍も違ってくる。

少しでも気になった本の言葉を、手帳に書いておくだけでいい。

気に入った曲の歌手のことをインターネットで調べてみればいい。

しばらく連絡していなかった実家の両親に会いにいってみればいい。

気にしてたけど、やっていなかったことをやってみるだけで、新しいことに取り組める。

最初は小さな一歩でいい。

すぐにできることが、あなたの行動力につながる。

それが収入につながるかどうかは、運があるかくらいに思っておけばいい。

見返りがないほうが、かえって自由に動ける。

決められた給料と労働時間の中でしか動かなかったあなたの視野は、間違いなくひろがっていく。

 

【やってみよう】

見返りを一切求めずに、すぐにできる小さな一歩を踏み出してみよう。

 

本を買って読めば、収入は上がる

収入をすぐに上げたいと思ったら、まずは本を買って読むことだ。

その本に書かれていることを、読んで素直に実行してみる。

いまのあなたが行き詰まっているなら、すでに成功している人の考え方や行動を真似することだ。

自分が好きな本があれば、それを何度も読んでやってみればいい。

いくつもあれば、全部買って順番に読み始めればいい。

その時のあなたの興味によって、必要になる本も変わってくる。

いままでまったく興味がなかった本を買おうと思い始めたら、あなたの視野が広がっている証拠だ。

一冊でも本を読んでいると、その中で関連図書が紹介されている場合がある。

その本を読んだら、また参考図書を読んでみる。

気がつくと、大量の本の内容を理解できるようになっている。

あとは、実際に行動に移すことだ。

何も起業したり、大企業に転職する必要はない。

今すぐこの場でできることをやればいい。

自分で経験したものしか身につかないからだ。

仮に一度読んでピンとこなくても、何ヶ月、何年後かに急に読みたくなることがある。

いまは理解できなくても、あなたの経験値が上がっていけば、それに見合った内容の本が目の前にあらわれる。

読書の目的は、単なる情報収集ではない。

あなた自身が成長しながら、収入を上げていくためだ。

 

【やってみよう】

少しでも気になった本を買って読んでみよう。

やりたくないときほど、書けるようになるチャンス

疲れているときこそ、これからもっと書けるようになるきっかけになる。

暇つぶしに時間をつかってしまう。

いつも書いているブログを後回しにしてしまう。

やらなきゃいけない用事をすっぽかしてしまう。

気がついたらやらなくなってしまう。

そうゆうときこそ、ほんの少しでも書いておくことだ。

調子がよければ、誰でも楽に書ける。

調子がよくないときほど、どうしたらできるかを考えてみることだ。

どちらかというと、調子がよくないときの方が多い。

他にやらないといけないことがある。

それでも、少しでいいから進めてみればいい。

そうゆう時ほど、あなたにとっていいトレーニングになる。

暇つぶしにみた動画について、一言書くだけでもいい。

読んでみた本のことを書いてみればいい。

立ち止まらずに、行動してみることだ。

 

【やってみよう】

よくないときでも、一言ブログに書いてみよう。

自分の限界は、簡単に乗り越えられる

毎日何も考えずに過ごしていれば、当然いつもと変わらない毎日が待っている。

自分を変えたいと思うなら、あなたの限界をほんの少しでも広げていくことだ。

例えば、仕事でどんなに頑張っても60分かかっていた仕事を半分の30分でやるにはどうすればいいかを考えてみる。

やりがちなのは、労働の効率を上げたり、新しいやり方を次から次へと試すことだ。

それでは、よくて数分縮まるだけだし、新しいやり方が身につくのも、時間がかかる。

では、どうすればいいのか?

今やっていることの半分以上をすっぱり辞めることだ。

60分かかる作業を半分にすれば、ちょうど30分で終わる。

当たり前の話だが、これがなかなかできない。

与えられた仕事をしっかりこなさないといけない意識が働くと、やめるという選択ができなくなる。

ただ、実際にあなたに求められているのは、どれだけ頑張ったかではなく、結果なのだ。

終わりよければすべてよし、というが、最後に整っていれば、いますぐにやる必要はないのだ。

その仕事はいまやらなきゃいけないのか?と自分に問いつめてみよう。

YESならすぐにやる。

Noならやらない。後回しにするか、捨てる。

試しにやってみてほしい。

半分どころか、八割以上の仕事がいまやらなくてもいい仕事のはずだ。

すぐにやめることに抵抗があるなら、やめても影響がなさそうなことを1つずつやめてみるといい。

明日か数日経っても、仕事に影響がでなければ、それは捨てていい。

それが分かると、とたんに気が楽になる。

やらなきゃいけないと思っても、「明日やればいいや」と割りきって、さっさと家に帰ってしまったほうがいい。

早く休んで、次の日の空いてる時間に一気に片付ければいいのだ。

ほんの少しだけ考えてみることで、自分の限界は簡単に乗り越えられるのだ。

 

【やってみよう】

今やっている仕事で捨ててもいいものを探してみよう。

調べれば調べるほど書けなくなるのは、あなたの言葉がなくなっていくからだ

最近気づいたのは、興味があることを調べれば調べるほど、ブログの文章が書けなくなることだ。

健康やお金、仕事に関することなど、いいと思った本を大量に購入したり、ツイッターYahoo!ニュースで、最新の情報を調べている。

ブログの参考になればと思って始めたが、不思議と調べた内容についての記事を書こうとすればするほど、何も書けなくなるのだ。

きっと、自分が調べた情報に価値を置きすぎているのだ。

これだけいい情報なのだから、多くの人に知らせてやろうと、知らず知らずのうちに上から目線な態度になってしまう。

数行書いてみただけで、すぐに手が止まってしまう。

何度読んでも、よそ行きの言葉にしか見えなくなってしまう。

これなら、出典元のURLを貼り付けただけの方がよっぽど親切だ。

自分の内面から出てくる言葉でなければ、文章として残すことはできないのだ。

調べただけの情報をそのまま載せても、何の価値もない。

実際に自分がやってみたことじゃないと、言葉に説得力がでない。

数字や統計をいくら載せても、そこから何が読みとれるのかがわからなければ、やっぱり意味がないのだ。

逆にいうと、あなたにはまだまだ知らなかったものや深く追求できるものが山ほどあるのだ。

たいていのことは、十分な時間をかければ誰にでもできるようになっている。

知りたいと思うことがあれば、まずはやってみる。

そこから得られた経験が自分の言葉で発信できるようにスキルを磨いていく。

面白いことに、それらが完璧にできなくてもその途中で、あなたのファンができていくのだ。

あなたがまだまだ未熟だと思っていても、どうにかして身につけてやろうという姿勢や熱意は誰かに必ず伝わるのだ。

そうゆう人が現れたら、謙遜することなく素直に感謝する。

そして、その気持ちに応えられるように腕を磨いていけばいいのだ。

よそ行きの情報をただ集めるのではなく、あなたの内面からでてくる言葉をしっかりキャッチしよう。

それがあなたの核になれば、自分にとって大切な情報かそうでないかがすぐにわかるようになる。

不要な情報や人脈に振り回されることなく、いつも重要なことに集中できるようになるのだ。

本当に大切なものや人は、ほとんどいない。

あなたが本当に重要だと思う言葉は何だろうか?

 

【やってみよう】

実際に行動したことについて感じたことを書いてみよう。

「気合いを入れないといけない」仕事は、そもそもあなたには向いていない

朝出勤する前に、「よし、今日も気合い入れて頑張るぞ」と自分に言い聞かせてから家を出る日は、帰ってくるとヘトヘトになってしまう。

どうして気合いを入れて行ったのに、うまくいかないのかと悩みに悩んでいた。

気合いを入れなきゃいけないほど大変な仕事をしているわけでもないのに、どうしてこんなにつらいのだろうか?

それは、その仕事や職場の人間関係が、自分にとって向いていないものだったからだ。

もちろん、向いていないからといって、仕事をしなくていいというわけではない。

あなたが会社員という立場で仕事をしている限り、誰かの下について働いている。

上の人からの指示や会社の方針によって、あなたの仕事が決定されている。

だから、あなたの意志とは関係なしに物事が進んでいくのが当たり前なのだ。

それを理解しないで、「自分らしく生きよう」「自分のやりやすいように仕事を進めよう」と考えるから失敗してしまう。

与えられた中でどうやって進めていくか、嫌な人とどうやって付き合っていくかを、あなたの中で明確にしていかないと、容赦なく仕事や人間関係があなたの意志を奪っていくのだ。

どうしていきたいかは、あなたが好きに決められる。

組織の中で、自分の役割を果たすことが使命だという人もいる。

自分のやりたいこと、好きなことをやりたいから、独立して生きていくという人もいる。

どんな選択をしても、あなたの人生なのだ。

たとえ、あなたが独立しても、いまやっている「向いていない」仕事はどこまでもつきまとう。

与えられた仕事をこなしているうちは、自分のことだけを考えればよかった。

一から仕事をつくるのは、自分だけでなく周りの人との関係にも目を向けないといけない。

それそれが自分のことに目を向けて仕事をしていれば、当然あなたと意見が食い違う人たちと一緒に仕事をすることになる。

だから仕事が忙しくなるし、自分の思い通りにいかないからつまらなくなるのだ。

それなら、どうすればいいのか?

  • 今の仕事をやめて独立すれば問題は解決するのか?
  • それとも、今の仕事を続けていけばうまくいくようになるのか?
  • もしくは、もっといい方法があるのか?

仕事の忙しさに負けて、具体的な方法を考えることを放棄してしまう。

明日も同じ一日の繰り返しだと思うと、ゆううつな気分になってしまった。

ただ、悩んでいるだけでは何も解決しない、という当たり前なことに気づくまでに何年も経ってしまう。

現状維持では希望がもてない。

独立して新しいことをやる勇気がない。

ただ、気合いをいれて乗りきれるような、簡単な話ではない。

ほんの少しでもいいから、今の状況を変えてみることだ。

  • 毎日苦しいと思っているなら、苦しい心情を文章で書いてみる。
  • 普段使っている言葉を、いい言葉に変えてみる。
  • いつもより睡眠時間をとって、心も体もリラックスする。
  • 読んだことがなかった本を読んで、新しい働き方を考えてみる。

どれも何年も悩み続ける必要はない。

ほんの少しの空き時間にできることばかりだ。

今のあなたから、一歩でもいい方向に進んでいくように行動してみればいい。

新しい見方ができるようになると、いまの仕事が本当に自分に向いてるかどうかわかる。

新しい働き方がイメージできたら、それがいまの環境でできることなのか、そうでないのかが初めてわかる。

あなたのたった一つの行動は、どんなに膨大な知識もかなわない。

 

【やってみよう】

今すぐできる小さな行動を1つだけやってみよう。