相手の立場に立てば、自由に仕事が選べる
いまあなたがやっている仕事には、どれだけの価値があるか考えたことがあるだろうか?
だれに、なにを提供するのかを理解していなければ、あなたは必ず失敗する。
会社員として働いているうちは、ただひたすら社長に対して自分のできる限りを尽くすことだと教わった。
なぜなら、あなたの給料を支払ってくれるのは社長ただひとりだからだ。
お客様のために働くのは、社長であって、あなたではない。
これを理解できないと、社長ばかりがいい思いをして、自分たちが働かされているという気持ちになる。
そうなってしまえば、社長は従業員のあなたに対して、もっと長時間働くよう求める。
あなたはやることだけやって、それ以上のことはしなくなる。
当然の話だが、会社としての利益が出なければ、あなたの給料が上がることはない。
仮に利益が出ていないのに、給料が上がったとしても、会社が立ち行かず、あなたが給料に見合った働きをしていなければ、クビを切られることになる。
結局、すべて自分に返ってくるのだ。
それを理解しないうちに、自分で独立しても同じか、それ以上に大きな失敗をすることになる。
自分も同じ立場に立って、初めて相手の気持ちがわかるのだ。
まずは、相手の立場に立って理解する気持ちをもつことが、ビジネスの基本だと言われている。
自分の立場がいまどこにあるのか?
これからもそれを続けていくのか?
あなた自身がきちんと理解して、決めていくことだ。
まだやったことがないことなら、まずはできる限りのことを調べてみよう。
本を読めば、著者の経験を疑似体験できる。
どういうことが求められているのか、ホームページやtwitterを見るだけでも、たくさん情報が入ってくる。
相手の立場を理解した上で、あなたがその仕事を続けるかどうか決めればいい。
社長を支える右腕として活躍することもできるし、あなたの価値を高く見てくれる顧客を見つけてもいい。
なにをするにしても、相手の立場を知ることから始まるのだ。
【やってみよう】
あなたの仕事は、だれに、なにを提供するのか、紙に書いてみよう。