自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

自分ではなく、相手の悩みに目を向ける

 うまくいかないときほど、自分の知識や技術を上げようとする。

 しかし、それは本当にお客様が求めているものでなければ意味がない。

 むしろ、やればやるほど自己満足で終わってしまう。

 うまくいかないのは、勉強不足が原因ではない。

 相手の立場に立って物事を考えられない視野の狭さなのだ。

 例えば、自分の身近な人がどんなことに悩んでいるのか、一言聞けばいい。

 いまあなたが持っているもので、その人の悩みを少しでも早く解決してあげればいい。

 よくないのは、わからないから調べてから解決しようとすることだ。

 そんなことをしているうちに、あなたは飽きて、また別のことに目が向いてしまう。

 その間、相手の悩みは一向に解決されないのだ。

 しっかりと相手の悩みに目を向ければ、いくらでも解決できる問題はあるのだ。