自分を犠牲にしない生き方

「より少なく、しかしより良く」

インプットを減らすほど、アウトプットしながら知識を増やせる

以前は、インプットとして、本を読んだり内容をまとめているうちに、一日が終わってしまうことがあった。

時間がかかる割には、あまり頭に入っていないように感じたので、思い切ってインプットの時間を減らしてみた。

代わりにブログを始めたことで、アウトプットの時間が増えた。

そうすると、不思議なことに今まで勉強してきたことがアイデアとして次々と出てくるようになった。例えば、こんな内容だ。

  • 調子が出ないときのメンタルの保ち方
  • マーケティングの手法を応用したアイデアの出し方
  • お手本を書き写すトレーニン
  • 知りたい情報をすぐにまとめる整理術
  • 1冊3分で内容を復習できるノート術
  • 本の課題にすぐに取り組んで仕事に活かす方法

すべて本や仕事を通じた経験からあみだしたものだ。

最初はいろいろ勉強しているだけで、それを活かす方法がわからない。

次第に、仕事で結果が出せるようになって、その理由を掘り起こすためにアウトプットをするようになった。

思った以上に、人の頭の中には知識や経験が蓄積されているのだ。

それを手や口を使って、アウトプットするだけでも相当な知識量になる。

何度も繰り返していくうちに、頭の整理になるし人に伝えるスキルも身につく。

同じ内容の話をしていても、以前と伝え方や見方が変わっていることに気づく。

その上でインプットしていくと、すぐにアウトプットできるようになる。

インプットはなるべく短時間に、それ以上にアウトプットの時間に費やすことが重要だと気づけば、書くことや話すことがさらに楽しくなる。

結果が出ていないのは、あなたの理解力が低いとか、能力がないのではない。

自分の頭の中の情報を整理する、人に伝えるトレーニングをしていないだけだ。

時間をかけて訓練すれば、誰でもできるようになることだ。

すでに自分で興味を持って調べたり、学んだことをもう一度意識すればいいだけだ。

何度も繰り返すうちに、無意識にいつでも状況に応じて取り出せるようになる。

最初は、うまくできなくても構わない。

自分のために、とにかく量をこなすことだ。

ブログ記事を一年で800書いてみるとか、2万字の文章を二日で書けるようになるなど、少しやりがいのある挑戦をしてみるといい。

目標を達成している自分を想像しながらやってみると、それだけで書くことへのモチベーションも上がる。

目的を持って量をこなせば、自然と上達していく。

そうすれば、できるかどうか悩む時間もないくらい、書くこと・伝えることに没頭できる。

下手にやる気を上げたり、気分転換をするよりもずっと長続きするし、やっていてどんどん楽しくなっていく。

 

【やってみよう】

調べたり考えたりする時間を減らして、書く・話す時間を増やしてみよう。